研修【島根・鳥取・姫路】　足立美術館

続いては島根県にあります『足立美術館』編です

足立美術館は、日本の方だけでなく海外の方にも非常に人気の高い美術館で、
一つ一つがこだわりのある作品となっております

米国の日本庭園専門誌でも全国900か所以上の名所旧跡を対象に
実施している「日本庭園ランキング」において、2003年から
連続して日本一に選出されています
海外の方にも人気なのがうなずけますね

5万坪の日本庭園の眼前に広がる風情は、
見ているだけでとても癒される、そんな時間を味わえます
春はサツキ・ツツジ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と
四季を通じて違った風景を見れることも最大の魅力です

代表的な作品をご紹介します


こちらは、『白砂青松庭』
横山大観の名作「白沙青松」の持つ雰囲気を繊細に表現した庭園です
じっくり見ていただくと手入れの素晴らしさを感じることができます


つづいては、『亀鶴の滝』です。
高さ15mの滝口から落ちる姿を庭越しに眺めることができます。
庭だけでなく、山も含めて一つのものというこだわりの作品です


こちらは、『池庭』です。
水面に映る光と影が、見る人の心をやすらげてくれる
そんな作品です

日本一の庭園はいかがだったでしょうか
もちろん足立美術館には、庭園だけでなく館内にも
様々な展示品がございます

ちなみに私のお気に入りが、タイトル写真でも掲載している、
窓枠をそのまま額縁に見立てた『生の額絵』
撮り方により絶妙に変わってくるので、何回も取りたくなる作品です。
四季折々の風景があるので、1シーズンに1回は撮ってみたいものです

今回は、横山大観の作品でも有名である『紅葉』を
見ることができなかったのですが、時期を合わせて
皆様も訪れてみてはいかがでしょうか。
基本的には秋の時期に展示をしてるとのことですのが、
行く前に一度展示時期を調べていただくといいかもしれません


最後に、こちらは創設者　足立全康氏像です
この方が今の足立美術館を作り上げたと思うと感慨深いです

ぜひ島根県を訪問の際のお立ち寄りに
『足立美術館』編をご参考ください