つづいては、2015年7月に国宝にも指定された『松江城』です
松江のシンボルでもある『松江城』は、全国で現存する12天守のうち、国宝の一つで
唯一の正統天守ともいわれております
築城したのは、豊臣秀吉・徳川家康の2人の天下人にも仕え、豊臣政権下では
三中老の一人として功績を残した『堀尾 吉晴』です
1607年より築城を開始し、完成まで4~5年の歳月がかかったそうです。
お城入口には堀尾 吉晴公の銅像もありますので、この方が松江城を
築城したのだなと、しみじみ考えながら見てみると感慨深いです。
いいシルエットになっています
入口から広場を抜けて、天守閣方面に階段を上りむかっていきます。
松江城の魅力はなんといっても、黒いボディがかっこいい
四重五階となっている現存の天守です
個人的に、『熊本城』や『松本城』などのように
黒色のお城が好きなので、私も黒いお城がとにかく好きと
いう方には特におすすめです
また石垣には、「野面積み」と「打ち込み接」という
石積み手法を使っており、築城にあたり、石垣積みだけで
全体の半分以上の歳月をかけてつくったとのことです
※「野面積み」・・・自然石や割石を積む方法
※「打ち込み接」・・・石の角や面を割って平たくする方法
松江城の石垣は6割以上が「打ち込み接」だといわれています
『松江城』は約5年で完成しましたので、そのうちの
3年間を石垣に費やしたというのはびっくりです
いかに土台がしっかりしていないと立派な天守閣が
保てないのだなと考えさせられます。
今回は残念ながら、天守内の入場可能時間に
間に合わなかったのですが外観だけでも
見ごたえのある『松江城』でした
松江お立ち寄りの際は是非寄ってみてください
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